「For an Oath」
確定:黒字表記 不確定だが多分こう:灰色表記
項目:『空の鈴』メンバー / 『中央騎士団』も参戦した。 / アーシェとメルと、シルファー /
アイリーンの物語~真名と重要人物との関連 / ルシェンと姉 /リーフが取ったペンダント/
大型騎士ゴーレムのターゲット/魔法封じ解除したセルヴァ/メア城に勤める人の家族や友人
◆『空の鈴』のメンバー
エガケナカッタ…。
そもそも書き始めた頃から、アイカとレイキ以外を考えていなかったのが主な原因ですゴメンナサイ。
オルト:「先週ぶり~」(FaOⅠより)
『空の鈴』同盟は、FaO開始の一週間前に創立(精霊立会人の元で創立宣言をした)。『盾』から付いて来てくれたのはレイキ他。精霊に挨拶にいって、ギルドに申請提出して、メンバー募集するために書類書いて提出したったぜ!くらいのところでFaOスタート。まだまだこれから始まる同盟だったが、レイキとはいっぱい話して描いてきた。
ちなみに、FaO開始までで総メンバー9名(アイカ、レイキ、『盾』からの協力者4人(一人だけベテラン)、来てくれた初心者~中級者(3人))。FaOで参戦したのは4名(アイカ、レイキ、ガーディアン(『盾』出身ベテラン)、ガーディアン(一般から))。
◆『中央騎士団』も参戦した。
ただし、中央騎士団の名は背負っていない。ただの冒険者としての参戦者がいた。
もちろんカローラは参戦。マックス(※別の名前を名乗って参戦)は恐らく、フィオリエやライナス率いる精鋭部隊が失敗した場合の「第2の精鋭部隊」として配置されていた。
以下、FaO:Rのカット場面(カットしただけで、実際にはあったことだと思われる)
戦場を見渡すことはできなくても、その呪いのような魔法が広範囲を覆っていることは分かった。魔法封じは解いたが、新たな、恐らく悪魔の魔法が密かに、確実に、冒険者たちの心へ忍び込もうとしているのだった。
真っ先に気がついたのは、リオナだった。リオナは魔力こそ少ないが、普段からマナを感じて、それを目の代わりに補助として使っている。降り注ぐ悪魔の魔法は、明らかに世界を曇らせていた。
「これを払います」
まだ少し戦場から離れた、木々がまばらに立った場所で、セルはきっぱりとそう言った。守護部隊の3人と、リオナを見回す。決して余裕のある顔色ではないのだが、すでに決断は済んでいるようだ。
「お一人で?《共有》しては?」
守護部隊の一人が心配を滲ませた。それはそうだ。魔法封じを解除し、一人カウンターを相手にして、ようやく戻ってきたところなのだ。
しかし、いえ、とセルは首を振る。
「《共有》している途中で、私は”落ち”るでしょう。《共有》ではなく、真似してもらうつもりです。皆さんを信じて」
その言葉に、何がおかしかったのか、守護部隊でも最高レベルの魔法使いが笑った。
「んふふ、分かった。やるだけやったら安心して気絶してくださいよ。あとは任せなさいっと!」
っていうカローラさん。前線に出たかったけど、より重要な、かつ、最初はココルネと同じパーティに、所属、参戦。
◆アーシェとメルと、シルファー
シルファー登場が確定した後に思い浮かんだこと。
双子にとってシルファーは「おねえちゃん」(※FaO:R-Ⅱ.オルトで、アーシェ視点での「お姉さん」とはシルファーのこと)。
実は何げに「女キャラ見てみる」にも書いてあるが、堕天使シルファーと、”白い剣”を所持していたエルフ族セレネ、そしてハーフエルフの双子アーシェとメルは、4人で『西』から『北』へやってきた。1696年~1700年にあったエルフとヒューマンの戦争や、それに関連したことから逃げるため。 ※この戦争の一因は、堕天使の一人が”命の実”(生まれる前の命の姿と言われる)を取ったために本に閉じ込められていたのに、それをヒューマンの少女が解放してしまったこと。詳しくは、「メイン」ページの右下、「歴史の本」参照。
冒険者を知り、『盾』の活躍を目にする機会のあったアーシェとメルは、その道に憧れて冒険者に。
セレネとシルファーは、エルディンと出会う。シルファーは『神の石』の守護という天職を、セレネは”白い剣”を渡すべき相手(エルディン)を得た。
◆アイリーンの物語~真名と重要人物との関連
Ⅳを進行中に思い浮かんだこと。アイリーンだけで外伝が書けるレベルになってきたものの、書くか未定のためここに記しておきます。
アイリーンの物語
種族はハーフエルフ。1639年生。真名はヴェイラ・アルフェリア・ルフュレン。(「女キャラ見てみる」ページには書いていません)
メア国のお隣の、やはり魔法色の強いダーコン国で育つ。その後、色々あって魔法研究の仕事に就いたアイリーン。ほかの魔法使いと比べれば“時”の魔法がよく扱えたことと、固有精霊の傾向、そして魔法道具・魔法を“設置”することに興味があったので、時や呪術などに関わる魔法道具などの研究をする。※FaOⅢにてテレポートを使用後気絶している。あの時、研究時代の遺産である《記憶の腕輪》を使っている(オート)。
その後、縁あって、多分素材探しのため、旅をする。その際、割引など便利な冒険者資格を取得(ヒトの冒険者証)。その関連でエルディンと知り合う機会がある。
アイリーンの固有精霊ルフュレンが悪魔に耐性を持つことができる(呪術、変身術、回復術など、内部に影響のあるものに耐性をもつ)精霊だったことをエルディンが知る。その後、アルフェの様子に異変を感じたエルディンは、研究所経由でアイリーンを呼び寄せ、アイリーンをエドワードの側近とした。
アイリーンがそれを引き受けたのは、エルディンの人柄は知っていたし好んでいたし、国の上の人のお願いであったし、研究は好きだったものの多分ちょうど失恋の後だったから(気分を切り替えたい)。それに、確かに自分の精霊が適任だと感じたから。
エルディンから遠まわし遠まわしに、なんとなく悪魔関連のような気がする程度の話を聞かされていたアイリーンでさえ、異様さに気が付いたのは城に来て長く経ってからだった。エドワードは自分の殻に閉じこもっていて接しにくかったが、そういう性格なのかと思っていた。それが違うのだと薄々感じるようになり、また、長く城にいることで受ける影響をなんとなく感じ始めた。
エドワードの妹が産まれたとき、エドワードは衝動的に、今までで一番、大胆に自分の意思で行動した。勝手に、一番始めの名づけを行ったのだ。本来両親が行うものだが、エドワードはアルフェの真名も、妹が継いだであろうメアの主精霊の名も知っていて、名づけを行うことができた(アルフェの真名を知った経緯は曖昧設定。イネインの名はエルディンから聞いていたと思われる)。
付けられた名はフェリシア。「フェリシア・アルフェリア・イネイン」。
アイリーンはこれまでも、「アルフェリア」という自分の母親の名前と、エドワードの母であるアルフェに、何も思わなかったわけではなかった。種族も同じ、黒髪も同じ。真名まで同じとなると、もしかしたら、本当にそうなのかもしれないと思った。真名だって同じものになることはあるものの、そうすぐに切り捨てられる考えではなかった。
フェリシアは、両親から「オルフィリア」の名を与えられたものの、それは”真名だと思われている名前”となった。仮名よりも真名に近く、真名よりもその人物を特定することが困難な、普通ならばもっていない性質の名前(普通は仮名と真名しかもっていない)。
そしてアイリーンは、エドワードの命で、2歳頃のフェリシアを連れて城を出た。妹の存在はなぜか公にされておらず、(※娘にすら嫉妬していた可能性は大いにありうる。が、アルフェ過去に関連あり?)”表立って”指名手配されるようなことはなかった。しかし、アイリーン一人では、精霊の力で自分を守ることはできてもフェリシアを守ることはできないと感じていた。冒険者に触れた時期に耳にした、王手の同盟『琥珀の盾』を探し、アイリーンはフェリシアを預けて、一人、身を隠して待った。
二十六年間、エドワードのことも、フェリシアのことも、アルフェのことも、エルディンのことも、あの家族をおもい続けたのは、ただ忠誠ゆえ、というわけではなかったかもしれない。
◆ルシェンと姉
シルファー関連よりも初期にあった設定?
ディル族のルシェンの真名は「ライゼ・ラインス・カルミオレ・シェルエン《輝きの檻》」。『南』にあるディル族の国の出で、カルミオレ家の中の一派で、の4兄弟の末っ子。
『緋炎の月』ガーディアン、FaOではクレィニァと共に、魔法塔に飛んでいって、《転移先》を展開する役目を担っていたレフィーヤ。ほぼ未登場に近いので詳しく書いてみた。レフィーヤの真名は「フィニア・レイシャ・カルミオレ・スレイド《光る雨粒の風》」。カルミオレ家の4兄弟の次女(兄一人、姉一人)。
ディル族はエルフ族ほどではないが長寿種族のため、兄弟なのか親子なのか、はたまた孫だったりとか…客観的には判断が難しい。
また、この二人は『南』出身だが、”可愛い子には旅をさせよ”精神のディル族らしく、FaOの舞台であった『北』に来ていた。レフィーヤが故郷を出た数年後にルシェンも旅に出ている。
1770年、『北』でのお互いの名前(仮名)、「ルシェン」「レフィーヤ」を知らなかった。
◆リーフが取ったペンダント
元はエルディンの物でした。
エルディンが死んだ後、アルフェは自分のペンダントをエルディンと一緒にし、エルディンのペンダントは取って捨てました。それをルシェンが回収しました。
ルシェンは《転移先》のあった隠し部屋に伝言を残し、目印としてエルディンのペンダントを置いていきました。なぜ目印にそれを使ったのか、理由はありません。そうするのが良い気がしたからです。
※ペンダントは、エルディン、アルフェ、ルシェン、エルナ、ルナティアが持っていたものです。
リーフは、エルディンから、ふたつの物を継いだことになります。(ペンダントは初期設定時存在しなかったのですが…)
エルディンの→リーフ
アルフェの→エルディン(埋葬)
ルシェンの→ルシェン
エルナの→ルナティアからルシェンへ
ルナティアの→ルナティア
◆大型騎士ゴーレムのターゲット
FaO:RⅤでスーラが証明していますが、メア城のゴーレムは基本的にマナの動き・量によってターゲットを変えます。だからサポートのため詠唱を始めていたアイリーンを真っ先に狙い、続いて、肩の上で雷魔法を使ったフィオを壁にぶつけようとし、それから、誰も魔法を使っていない状況で、フィオが予め精霊魔法を使っておいた剣を握っていたアイカにターゲットを変更した。というわけです。
◆魔法封じ解除したセルヴァ
ココルネと共に魔法封じを解除し、その後カウンターを一人で受け止め、リオナと一緒にカウンターを打ち破ったセルヴァ。
その後、FaO:RⅤ-2にて、オルトがリューノンと交戦中のこと。リューノンが呪いを降らせて、オルトがそれを弱めます。(多分)セルヴァの魔法が戦場に広がって、それによって呪いに気がついた魔法使いたちが呪いに抵抗する魔法を使用して、呪いを打ち破ります。
FaO:RⅤ-2より
”突如、下方、戦場に、不思議な気配が広がった。思わぬ動きに悪魔たちもそちらへ注意を向ける。それは、まるで、励ますような、手をつなぐような、理由のない安心感やぬくもり。それは、呪詛がもたらした冷たい不安の震えを和らげながら、ふーっと広がる。
(セルだ!こんなの、セルしかいない!)
オルトは思わず叫んだ。――生きていた!やっぱりセルはリューノンなんかに負けなかったんだ!
最初の魔法が広がったあと、それに応じて、戦場の何箇所もから同じ魔法が広がった。セルの魔法を合図に、呪詛に気がつき、そして呪詛に対抗する魔法を、魔法使いたちが使い始めたのだ。最初に広がった広い範囲の魔法が薄らいでいって消えても、魔法使いたちが効果を保った。そして呪詛は、その効力を失くしていく。”
「最初に広がった広い範囲の魔法が薄らいで」消えたのは、セルヴァのMPが尽きたためです\(^o^)/気絶→戦線離脱です。こんな無茶したら当然ですね。魔法の範囲が広すぎですね。
ちなみに、リューノンの呪いに真っ先に気がついたのは、リオナでした。
◆メア城に勤める人の家族や友人
これに思い至ったのもかなり遅い時期でしたorz
城を取り戻す、という動きが始まったとき、城の悪魔のことや、奪還のことがふわっと噂になりました。家族や友人が反応しないはずがない。
「メア城に限って、悪魔なんかいるわけないでしょ!」
「兵士たちを殺すということ!?」
ところが奪還するための戦士たちは千人かそこらだという。
“千人というのは、城を落とすには少なすぎるが、我らの目的はそこにないからかまわないのだ。”
“メア城に悪魔がいるかもしれない、というのは噂の域を出ていません。しかし、不穏な噂が立ったことは事実。
もし万が一、あなたの家族が守るあの城に何かあったなら、あなたの家族を援護するためにも、事態を把握し、かつ、どんな事態にも迅速に対応出来るようにしておく必要がある。”
“冒険者は、悪魔と戦うもの。対抗する装備や道具、魔法をもっています。千人に抑えているのは、それを兵士にも与えるためです。メアの守りは強固だ。有事であれば兵士個人個人も装備を整え防御しているだろうが、有事だと思っていないならば、城の基本的な守り以外はなく、無防備も同然だ。
だがメアの兵士たち。簡単に悪魔に負ける者たちではない。万が一、今は悪魔の影響下にあったとしても、冒険者たちが力を貸すことでそこから抜け出すことができる。”
…というのを、幹部や、繋がりの強いサポーターメンバー(宿屋、食堂、道具屋、治療師・薬剤師など)にも喋ってもらう。反発が強いところにはサブロード・ロードが直接赴いた。
あまり言ってない本音として以下: 悪魔の影響で相手もこちらも恐慌状態になることを予測(実際には相手方のみ恐慌状態だった)。防御するための装備配布も可能な、千人程度までがよい。また、悪魔討伐経験があり対処方法を知って実行できる冒険者しか参加させないとなると、そもそも大人数は集められない。
*人員収集はアルルの力が大きく、次いで『琥珀の盾』。サポーターメンバーに動いてもらったのも主に『風』と『盾』。
『緋炎の月』は同盟外の繋がりが『風』や『盾』に及ばないが、そもそもメンバーが悪魔討伐経験のある冒険者がほとんどなので、その力も大きかった。さらに、『中央騎士団』の冒険者に声をかけたのは主に『月』、次いで『盾』。
いつかFaOを書き直す時には、これを反映させることになると思います。読み直すと筋が見えるので、その筋に沿いつつもっと初期の頃から家族のことをちらほら出していきたいですね。