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種族の本

オリジナル多数。エルフは精霊についてオリ設定です。

大体人口が多い順に載せています。(ただし地上の人口のみ考慮)

★項目:小人、ヒューマン/オルフェウス(ミユ、ラーク、月影)/ドマール(ディル)エルフ(ダークエルフ)/空人/

 その他(天使、竜、マーなど)/母の樹の種族、他/おまけ(神、精霊、悪魔)

 竜族詳細ページ

◆◆◆小人系◆◆◆

 好奇心が強い。人間よりは魔法ができるので、世界初期のうちに様々な形に分化して以下みたいなたくさん種類がいる種族になった。

 真名(パウリ除く): 名前・親の真名・一族名

 容姿特徴…身長(巨人除く)高くても140センチ未満。普通は120~130くらい。髪は茶髪、黒髪がスタンダード。肌の色が若干濃い目傾向。

 寿命はパウリ除いてヒューマンと同じ。

 

◇ミッド《小人》

 小人。これ以外は分化していった種族。これが元の小人族。

 

◇リトルフェアリー

 容姿特徴…羽がある。大抵は蝶か蜻蛉のような羽で、華やかであることが多い。髪や目は明るい色が多い。奇抜な色のこともあるが、それは生まれつきの場合と変身術の場合がある。

 フェアリーが素敵すぎて憧れてこうなった。魔法の力で突然変異。

数メートルほど浮くことができる。飛距離はせいぜい2、30メートル。

独特の魔法と魔法詠唱を行う。感性と、言葉の響き(オノマトペ!)を重視した、「ピーリカピリララ~」「テクマクマヤコン~」的なノリ。外部から来ると最初はついて行けない。楽しそうでなにより。

 

◇ドワーフ

 容姿特徴…必要だったので、手の皮が厚めになった。ただし手先は器用。

 魔法なしで装飾具を作ったり、宝石を採取したりすることに長けた部族。それ以外はほぼミッドと同じ。

 

◇ゴブリン《戦士小人》

 容姿特徴…体の割に手足が大きくてごつい。髪や目が奇抜な色に寄ることがある。

 元々は生物学的違いではなくて、育つ環境のせいで体が丈夫に変化していった。今や生物学的違い。

 強さは正義。

 

◇パウリ

 真名: 名前

 呪術耐性が高い(固有マナへの干渉を受け付けにくい。呪術、変身、回復も少し受け付けにくい)

 体が丈夫。早く生まれ、成人までも早い(一年程度)。ドマール系種族の《黒き魔女》による呪いを受けており、寿命が5年(呪いを受けた初期)~10年(1300年頃)程度。 

 

◇タイタン《巨人》 はい、分類は小人系で間違いありません。

容姿特徴…2メートル超え。3メートル未満。

大きな体に憧れてこうなった。魔法の力で突然変異。

 

 

◆◆◆ヒューマン系◆◆◆

 真名: 名前・(ミドルネーム)・氏名

 寿命:平均80~90

 

◇ヒューマン(1696~1700の戦争以前生まれor以降で戦争不参加の親もち)

 人間。私たちより若干長生きで丈夫で、魔法が少しできる。

 

◇ヒューマン(1700以降生まれor以前生まれで戦争参加者)

 人間。魔法ができなくもない。

 

◇ダークヒューマン(1700以降の種族)

 容姿特徴…肌は暗め。濃いのではなくて、黒をほんの少し混ぜた感じ。髪は黒や灰色が多い。

 人間。魔法ができなくもない。

 

 

 

 

◆◆◆オルフェウス系◆◆◆

 音楽とともに生きる種族。大神オルフェウスの完全なる趣味でこの世界に生まれた種族。

 音使い、というものがあるが、この種族特有のもの。魔法とは全くちがうものらしく、魔法よりも謎が多い(むしろ謎でしかない)、”魔法のような”技術をもつ。 寿命はヒューマンと同じ。

 

◇ミユ

 真名: 種族名・職系統・(職系統)・位・名前

 容姿特徴…とんがり耳、エルフより大きめ。私たちからすればちょっとバランスが悪く見えるくらいに大きい。髪は金、銀、白など目立つ色が多い(かといって緑など奇抜な色はない)。純ミユなら黒はない。肌の色は白めの傾向がある。

 年齢性別出身を気にしない。個人差があるが、演奏の腕前や楽しむ心を持っているのか、などという点で人を見て、場合によってはそれが差別につながることも(皮肉な話だねえ)。基準が音楽なのは共通だが、考え方は人それぞれということですかね。

 旅するミユは大抵、音楽を楽しむ才能をもっている。

服装は白系が多く、羽飾りを用いている場合が多い。薄めの布を合わせてふわりとする服が主流。装飾具も、効果的に多く取り入れる。もちろん個人の好みで黒を着ることもあるが稀(太陰の神ルビアスの信仰に関連する)。

 

◇ラーク

 真名: 種族名・一族名・位・親の真名・名前

 容姿特徴:腕が4本。ミユと違って黒もありうる。逆に白はない。

 竪琴弾きながら横笛吹くというのが一応可能。腕次第。

 

◇月影(性質は魔法・精霊に近い)

 真名: 系統・系統・位(マエストリー)・名前

 容姿特徴…出現時、半透明。

 主に夜間のみ出現する。

 昼も出現出来る。 というのも、南のある地域にある石に宿っているような種族で、”太陽エネルギー”ならぬ”月光エネルギー”みたいなのを”充電”して現れるため。翌日繰越は少ししか出来ない(繰越についてはイメージ。未定。)

 真相は定かでないが、オルフェウスに気に入られたミユ・ラーク・他、楽士の魂が技術をもって月影になるとか。

オルフェウス
ドマール

◆◆◆ドマール系◆◆◆

 魔法に長けた種族。分布:主に南。

 真名 : 名前・親の真名(男→父親、女→母親)・一族名・精霊名(固有精霊ではないことが多い)

 

◇ドマール(500年前半まで) 

 寿命:平均410年

 容姿特徴…少し黒目がち。暗闇でも浮かび上がって見えるような、不思議な光の瞳。目も髪も、藍や紫など、少し変わった色のこともある。

 

◇ドマール(ネグロドマール)《黒のドマール》(500年後半頃から)

 寿命:平均440年

 容姿特徴…目は、上記参照前略・光の瞳。髪は黒、藍、紺、濃い紫など黒寄り。布をサークレット等で固定するような感じで正面以外をぐるりと覆う、変わった被り物を身につけている。

 魔法(どちらかというと、呪術・回復術・変身術など生物内部に影響を与える魔法)に長けた種族。用語使うなら、固有マナ操作が得意ということ。そして呪うほうだけ得意なら、回復・解呪は不得意なことが多い。

 代々グランデスタ一族が大悪魔デュノラケルを封じている。

 

◇ディル(アルヴドマール)《白のドマール》(500年後半頃から)

 寿命:平均440年

 容姿特徴…目は、少し黒目がち中略光の瞳。髪は金、ほぼ金の茶、黒が中心、銀も。

 魔法(どちらかというと、攻撃・補助・空間など外部の環境に影響を与える魔法)に長けた種族。※固有マナ操作は不得意だが基本的にマナ操作は上手ということ。

 代々カルミオレ一族が大悪魔ステヴィウスを封じている。

 かわいい子には旅をさせよ精神。

 

・《黒き魔女》(種族というより部族)

 魔法を制御する方法が確立されていない時期に、小人族に対して過ぎたイタズラをしてしまった人たち。

 結果、生まれたのがパウリ族(→側ページ、小人族の欄参照)。

 さらに、黒き魔女たちも、太陽のもとに出ることが出来なくなってしまった。

 

 

 

 

◆◆◆エルフ系◆◆◆

 精霊と共に生まれ、生きていく種族。長寿。大概寿命前に戦死か病死。寿命長すぎて平均不明。

 真名: 名前・親の真名(男→父親、女→母親・精霊名(1700以前生まれは固有精霊、それ以降は固有でない場合が多い)

 

◇エルフ(1696~1700の戦争以前生まれor以降で戦争”不参加”の親もち)

 容姿特徴…耳…ひゅんっととんがり耳。一般的ですね。ただし水平より下にはならない。

 ”人間離れした美貌”ではなく、”かなり綺麗で整っている”。

 若いほど、綺麗とはいえヒューマンに近い。年齢を重ねた後に美麗になるか・親しみやすいヒューマン寄になるかは個人差が大きい※マナの影響で、数百年数千年も生きていると、自分の理想の容姿に近づいていく。

 誕生のときに、精霊と共に生まれる。その後、精霊の存在を信じ、意識し、語りかけ、愛することで、精霊と話せるようになり、精霊の力を借りて通常よりも強力な魔法を行えるようになる。精霊側に歩み寄るのが上手な種族。他種族は、精霊から人へ歩み寄ってくれない限り話すことなんてできない。

 

◇エルフ(1700以降生まれor希に1696以前生まれで間接的な戦争参加者)

 ほぼ同上。一般的に、ほとんど区別はされない。寿命が短くなった(といっても二千年くらいは生きられる)。

 固有精霊をもたないことが多くなり、精霊に歩み寄ることはできるものの、精霊魔法を行えない者が増えた。

 真名に含まれる精霊名は、固有精霊より上位の精霊。上記エルフの固有精霊が”ともに生まれ生きていくもの”であったのに対し、”監視者”のようなものになった。地域精霊の元で静かに暮らす者が多く、その地域の精霊の名を頂く者が多い。

 

◇ダークエルフ(1700以降生まれor1696以前生、戦争参加の元エルフ)

 容姿特徴…とんがり耳。(1700以降生まれ:水平より若干下向き)。肌は暗め。濃いのではなくて、黒をほんの少し混ぜた感じ。髪は銀、白、灰色が多い。金髪は極々希。

 固有精霊をもたない(今後、持つようになる可能性はある)。真名に含まれる精霊名については上記(1700以降生まれエルフ)。

空人*

◆◆◆空人◆◆◆

 様々な種類がある。※私は鳥詳しくないので「これ違うよ(現実との比較)」というのは、言ってくださってもいいのですが、お手柔らかにお願いします。

 位を重んじる。

 真名: 部族名(「スザク」など)・(種類名「クジャク」など)・位・名前

 

・フェニックス《全ての王》

 寿命:最大1000年、その後転生する。

 時魔法の才があり、予知・星読み・占術に長ける。死の直前に記憶の海へ身を投げ、そして新たな命をもって記憶の海から舞い戻る。部族は変わらず、生まれたてのフェニックスの姿で、新たな名、人格となって戻る。

 

・スザク《国の守護者》《魔法騎士》

 寿命:平均520年

 容姿特徴…朱一色の鳳。…個人差あるが、飾り羽に金、赤、青、黄、緑、紫など別の色が混ざることも。

 炎と風を司る部族。息をするように炎と風を扱う。たとえマナなしでも自身の一部である炎・風を扱うことができる(マナなしだと戦闘には使えないレベル)。

 

・タカ《国の守護者》《騎士》

 寿命:平均90年

 容姿特徴…タカやワシやそのあたり。ただし大きい(頭~尾羽付け根が3メートルとか)。

 誇り高き戦士。

 

・フクロウ《聡き夜の民》

 寿命:平均60年

 容姿特徴…いろんなフクロウ。大きさも様々。でもどんなに大きくても身長1メートルちょっととか。身長だよ、身長。

 

・カラス、スズメ《聡き昼の民》

 寿命:平均60年

 容姿特徴…カラスはカラス、大きくても身長1メートルないくらい。スズメはスズメ、大きくても身長30センチ。個体差は、微妙に違う毛の色や脚・嘴の色や形、目の色、模様。

 

・ワタリ《旅の民》

 寿命…平均60年

 容姿特徴:ツバメ、サギ、ウグイス、シギ、ペリカン

 たまに地上にも顔を出すことがある。空の国を渡り歩く(渡り飛ぶ?)。

 

・トドマリ《地上の民》

 寿命…平均60年

 容姿特徴:クジャク、ニワトリ、ダチョウ、キウイ(孔雀は飛べますが、空人クジャクは主に地上にいるトドマリのひとつ)

その他

◆◆◆その他◆◆◆

 

◇マー《海人》

 真名: 名前・種族(マー)・職・一族名 (両親の種族が別々の場合: 名前・種族(マー)・職・種族・一族名)

 寿命:平均100年

 容姿特徴…つまり、人魚。マーメイド・マーマン。

 東では、リトルフェアリーや巨人、他の小人族などと交流がある。変身術を用いて陸にやってくるものも稀にいる。

 

◇天使

 真名: 名前

 寿命:エルフと同じく長すぎて不明。

 容姿特徴…背に翼をもつ。髪…銀や金、他、明るい色が多い。

 空の国に住まう。

 マナ自体を動かす能力・悪魔を物に込めて生物(魔物)とする能力をもつ。つまり、マナを周囲から無くすことができるので、ほぼ完璧な魔法封じができる。

 また、平等に愛するという本能がある。

 

+ 堕天使

 翼はあれど、飛ぶ能力がなく、空に戻れない。

 マナ自体を動かす能力・悪魔を物に込めて生物(魔物)とする能力は残っているものの、弱化している(とはいえ街一個分のマナくらいなら楽に操作できる)。

 

◇ドラゴン《竜》 →竜族詳細ページへ

 真名: 名前

 寿命:?

 容姿特徴…様々

 生物の中では最強。非常に魔力が高い。個体によって得意属性があり、自在にそれを扱う姿は精霊に近い。得意属性だけで事足りるので他属性は使わないことが多い。

 個人または群れで縄張りがあり、お互いそれを犯すことはまずない。

 意思疎通を図るために言葉は理解するが、話さないものもいる(必要がないから)。言葉よりも、共有魔法を使うことのほうが多い。

 種類:

 *インディゴ《藍》時属性   *ブラック《黒》空属性   *アスール《青》水属性   *ルヴルム《赤》炎属性

 *エレクト《琥珀》雷属性   *エヴァ《常磐(緑)》樹属性・命   *ソイル《土》地属性

 *フェセク《灰》風属性    *リュミエール《光》光属性       *フィンスタニス《闇》闇属性

 

◇リリエンタール《星人》

 世界の外、空の国より高く、はじまりの樹より上のほうにいる、と言われている。

 伝説では、はじまりの樹が外に枝を伸ばしたときに空の天井を破ってしまい、それを防ごうとした星人たちが落ちてきてしまったことがあるという。落ちてきた場所が、東の《星の砂漠》になったといわれている。明るい夜、星の砂漠には星人の幻影のような姿が現れる。

 

◇セル(魔女ルディの高性能ドール)

 自動予知能力をもつルディが、はじまりの樹のもとで生み出したとされる種族。広く認知はされていないし、実在するのか確認されていない。

 物語中では、ほんの一部の人たち(セル族である本人と親友だったり、家族だったりする人たち)のみが、セル族の存在を知っている。

 *セルヴァとは全く関係ありません、念のため。

 

母の樹

◆◆◆母の樹の種族◆◆◆

 はじまりの樹の根や枝にあたる、各地にある大樹から生まれる種族。ヒトのように個をもつが、ヒトの世からは離れていて生活は精霊と近いもの。

 その地の主精霊によって扱う魔法が違う。その地の主精霊の属性については自在に扱う。といっても、それほど使う必要もない。古代語の”意味”を聴き取るらしい。

 

◇フェアリー《羽のあるもの》

 容姿特徴…全長30センチ程度。白、桃、空色の淡く半透明な四枚羽。

 ほとんどが女性。

 

アラク《糸をはくもの》

 容姿特徴…黒~茶色の蜘蛛と人が合わさった姿。二足歩行。

 ひっそり暮らす森の蜘蛛の人。その糸、布、毒は重宝される。騒がしいことが嫌い。

 

◇ハーピー《嘴のあるもの》

 容姿特徴…腕はなく、翼。脚は鉤爪。嘴がある。それ以外は人。

 空人、特にワタリと仲が良い。知能は低めで動物的だが、怒らせなければ大丈夫。

 

◇パン《角のあるもの》

 容姿特徴…半分は山羊。二足歩行。

 荒くれ者・気分屋だが、音楽は好き。

 

◇ケンタウロス《星をよむもの》

 容姿特徴…ご存知ケンタウロス。半分は馬。

 星読み、占術に長ける。

 

◇ラミュア《牙のあるもの》

 容姿特徴…半分は蛇。人魚の蛇バージョン。

 知能は低め。美しいことが好き。その毒、鱗は重宝される。

 

◇スキュラ《爪のあるもの》

 容姿特徴…半分は猫。ケンタウロス猫バージョン。

 知能普通だが、飽きっぽい傾向がある。東のリトルフェアリーやマーと仲が良い。楽しいことが好き。

 

◆◆◆種族というよりもはや魔法◆◆◆

 

◇エント

 少なくとも2000年以降の存在?(未登場につき未定)

 樹にマナが影響し、精霊と樹の間の存在となったものがエント。いつの間にか樹が意志を持つよう。某指輪の話のエントのように、歩き回ったりするのかは不明。樹である限り歩く必要がないため。ただし、可能ではある。

 

◇ウィド《走る森の者》

 枝や葉などにマナが影響し、精霊よりも精よりも微小な存在となったもの。

 ヒトから見ると、突然森の中で、枝や葉の塊がかささささーーーっと駆け回って、そして何事もなかったこのようにぱったり止まる、謎の現象。

 精霊とされたり、魔法とされたり、森の警告とされたり、解釈は様々。

 

ちなみに、森以外でも似たような現象は起こる。砂とか水とか。

マナが濃い地域で見られることがあるが、稀。

 

◇水人《踊る水の者》

 ウィドの水バージョン。

 多分、星の砂漠がある東では、砂人とかいるんじゃないかな(推測)。あそこは特殊だからいないかな(考)。

 

 

 

おまけ

◆◆◆おまけ◆◆◆

大神、神、精霊、精、悪魔について。

これらはマナの集合体。魔法と同じような存在だが、意思をもつ。よく出るのは精霊なので、精霊から記述。

 

◇精霊

 旅精霊、地域精霊、固有精霊というのがある。

 旅精霊はその名の通り広範囲を移動。季節や天気に関わる精霊が多い。

 地域精霊は、その地に留まっている精霊。地、樹、水(泉や川)関連の精霊が多い。ちなみに、地域精霊の中でもトップの力をもつ、土地の守り神的存在を、主精霊という。人は国をつくるならまず、主精霊と契約すべき。契約せずに、精霊の嫌がることが何かも分からず勝手して、精霊の怒りに触れると、一気に国は崩れるので。

 固有精霊は、エルフと共に生まれ、生きる精霊。エルフが死んでも精霊は残ることもある。また、祖先まで見守ることもある。関係なく地域精霊や旅精霊になるやつもいる。

 

◇精

 ほぼ魔法。偏りに偏ったマナ、という感じ。意思をもたない場合も多く、ウィドや水人と似たようなものだが、ウィドや水人のように物体に宿ったものではない。名前もないことが多い。

 

◇六大神

 大神は、意思はあるものの客観的にみると広大で限りなく希薄、に見える。言葉も理解するが、わざわざ人に合わせない。

 マナバランスは常に感じており、マナの最終調整装置のような存在。物語中に出ることはほぼ確実に、ない。

 一応個性がある。少し強調して書くと、以下のようになる。*実際は、そういう傾向が若干ある、という程度。オルフェウスは異質で個性強め。

イリア《光》: みんな好き。天使の性質(平等に愛する)の上位種みたいな。

オルフェウス《闇》:音楽ラヴ。大神の中では異質で、神ルビアスと共に音楽や、音楽をする者を好いている。

スピラリエル《生》:発見、発展が好き。

エイシェル《死》:エイシェル自身・使い・エイシェルに接点をもたれた精霊~精 などが、死を迎える者を訪ねることがある。周囲からみれば死へ導くものなので、死神と呼ばれる。 忌むべきものとされていたり、崇拝されていたり、色々。

メルキーナ《滅》:受け入れすぎて無関心に見える。滅びの大神というが、海、記憶をも司る。何かを遺す、という行為にも関連する。

アメリア《時》:最もお堅い。時渡り?できるわけないでしょう(させませんよ)。※時渡りについては未設定だが、多分、未来への一方通行なら可能。

 

◇十神

 名前だけ紹介。大神よりは動いているひとたち。

光:太陽(審判)エリアス、天空セラ

闇:太陰(音楽、審判)ルビアス、大洋テラ

生:創造パーレント、大地(豊穣)ジェラ

死:静寂ソア

滅:破壊シン

時:記憶モシュメ、運(出会い、勝負)フォルトナ

 

◇神の使い

 何かあったときに実際に動くのは大抵このひとたち。

 《 》は、勝手に人が後付けしたもの。あながち間違っていない。多分。

光:ミーシャ《志》

闇:ジェニス《守》、リンク《旅》

生:ルビス《道》

死:サレイユ《情》

滅:ノワール《終》

時:ファド《運命》

 

 

◇悪魔

 マナの集合体。魔法と同じような存在。

 マナと、それに意図せず伝わった意思・感情が蓄積していくと、悪魔が生まれる。いろんな人がいるのと同じように、いろんな性格の悪魔がいる。悪魔、といっても、極めて悪質なものから、イタズラ者程度まで。

 

・悪魔の倒し方

 物体ではないので、特定の魔法でしか消滅させることができない。そのため、天使族は悪魔を物に込めて魔物とし、それを冒険者が物理的に倒す。

 ただ、この方法はある程度のレベルまでの悪魔にしか使えない(名前もない程度の小物悪魔~名前はないけどそこそこレベルの悪魔)。

 

・異例な倒し方

 あまりにも悪質で強大な悪魔に対しては、天使族が集団で動き、マナを操る・魔法を終了させるのと似た方法で、悪魔を消滅させる。大変な労力が必要なので、滅多にない。 

 それも難しい場合には、大悪魔の出番。

 

700年ころまでに、大悪魔と呼ばれる存在が4つ、封印されている。

テオフィネス、デュノラケル、ステヴィウス、フェニキオラ。

そのうちもっとも性質がマシなフェニキオラを使う。

 フェニキオラは、本当なら、かなり強力な悪魔でさえ吸収して自らの力にすることができる。しかし、フェニキオラは、そんなことより、遊びたい気持ちが強い。天使族とフェニキオラ、オルフェウスの使者、イリアの使者という四者で話し合い、フェニキオラにある程度自由を与える代わりに、いざというときには、フェニキオラが悪魔を吸収せずに消滅させる、ということを約束した。

 

 他の3悪魔がガチガチに封印されているのに対し、フェニキオラは自由度が高めで、多少のイタズラなら見逃される。ただし天使族複数や使者の監視は常。

 

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